先日のこと。以前住んでいた家の元・大家さんから、「深大寺の手作り市に出店するから遊びに来ない? 」とお誘いがありました。
調べてみると、たくさんの作家さんが各地から集まるらしい、開催地もパワースポットとして有名な深大寺ということで、これは行かねばと思い立ち潜入してきました。
相棒のNikon一眼レフEOSx8iちゃんも一緒にGO!
この記事はこんな人におすすめです
・深大寺に行ってみたい人
・マルシェ、ハンドメイド作品に興味がある人
・作家さんの情報を知りたい人
はぜひ読んでみてください♪
深大寺の「手作り市」とは
深大寺で定期的に開催される手作り市は、布小物・アクセサリー・ガラス・木工・和小物などの手作り作品を、作家さんみずから販売するマルシェです。1回あたり40~60名ほどの作家さんが集まります。
人形劇や紙芝居などのパフォーマンスや、焼き菓子やコーヒー豆なども販売されています。
コンセプトは『モノを通じて人と人の縁をつくる』。
作家さんからダイレクトに作品の詳細や思いを聞けたり、おしゃべりが楽しめるのが魅力なんですよね。
主催者:調布一樹会
URL:http://tedukuriiti.web.fc2.com/
事務局電話番号:0422-33-0375
場所:深大寺 深沙の杜(じんじゃのもり) 東京都調布市深大寺元町5-15
目的地の深大寺へいざ出発
調布市にある深大寺は都心からアクセスしやすく、豊かな緑と湧き水に恵まれた貴重な癒しスポット。新宿から電車で約20分、バスに乗り換え約15分のところにあります。
今回わたしはJR三鷹駅から深大寺行きのバスに乗りました。ちょっと曇りがちなのが残念。

JR三鷹駅前の3番乗り場からバスが出ています
京王線「調布駅」か「つつじヶ丘駅」JR中央線・総武線「吉祥寺駅」か「三鷹駅」から深大寺までバスでのアクセスが便利です。
まずは深大寺付近を散策
終点「深大寺」のバス停を降ります。新緑が目に優しくて澄んだ空気が気持ちいい!
さっそく参道へと入ってみましょう。

どこか懐かしさ漂う深大寺参道
参道の左手に見えてくるのが鬼太郎茶屋です。

ちょっと怖い?!独特な雰囲気の鬼太郎茶屋
深大寺のある調布市は、『ゲゲゲの鬼太郎』作者である水木しげる氏の第二の故郷としても知られ、鬼太郎にまつわるスポットがたくさんあるんですよ。
お店の前ではTwitter・インスタで話題の『目玉おやじの焼き団子』が実演販売中。炭火でこんがりとあぶられたおやじ様から、美味しそうな香りが漂ってました。

目玉のおやじがこんがり

店内にはたくさんの鬼太郎グッズが所狭しと並びます
深大寺の境内へ
参道を進み境内へとやってきました。

パワースポットの深大寺境内
厄除け祈願で有名で「厄除け大師」との呼び名でも親しまれています。また知る人ぞ知る「縁結び」のご利益も。
豊かな自然を満喫しながらお散歩
豊かな自然も深大寺の魅力のひとつ。お参りをすませたら木々の中をゆったり散策するのがおすすめです。
ナンジャモンジャやシダレカツラの木をはじめとする季節の植物、浄化スポットの弁天池も見逃せません。


寄り道スポットがいたるところに
再び参道へ来ましたよ。
沿道には食事処や甘味処が立ち並んでおり、レトロな町並みを楽しみながら、名物であるそばや甘味処を味わうこともできます。またゆっくり食べに来たいです!


いざ深大寺手作り市へ
有名なお蕎麦屋さんを右手にちらりと眺めつつ、手づくり市へ進みます。どの場所を切り取っても趣ある雰囲気です。

深大寺手作り市へは参道からも抜けられます
手作り市で出会った個性あふれる女性作家さんたち
11時ごろに手作り市の会場に到着。少し肌寒いのと連休最終日ということもあり、まだお客さんは少なめです。まずは知人のブースを探しにいきました。

深大寺手作り市の会場へ
手作り工房 ラベンダー
入り口付近にお目当の『ラベンダー』を発見。とってもチャーミングで面白いキャラクターの、加藤てい子さんがオーナーです。趣味からスタートし数年前に本格的に開業されました。
かわいいピンクの三輪自転車に荷物をつめて、三鷹からはるばるやってきたそう。とってもパワフルですね。

ピンクの自転車がキュート。結構な重さですが…!
シフォンケーキはすべて自家製。自宅の2階を改装した工房でひとつひとつ焼いています。

前日の夜に焼き上げたばかりのシフォンケーキ
シフォンケーキはバナナ、オレンジ、アールグレー、抹茶の4種類。無添加で甘さ控えめ、優しい味です。ふわっふわで、「美味しい〜!」とお客さんからは驚きの声。(試食のケーキの大きさにもびっくり!)
出演者向けにちらし寿司まで作ってきたという優しい加藤さん。いつもお世話になっております。
手作り工房 ラベンダー
住所:三鷹市下連雀4-4-32
電話:090-2742-3298
サンドイッチ舎
会場をうろうろしていると、目に飛び込んできたのがサンドイッチ舎さんのブースです。
樹脂粘土を使ったキーホルダー、ひとつひとつデザインが違う指人形、アクセサリー、ボタン型ピンバッチ「ミームボタン」など、とにかく可愛すぎる一点物があふれていました。

一緒におでかけできる指人形「タビト」。まとめ買いするお客さんの姿もちらほら

可愛いミームボタンに同封されるオリジナルエピソードも必見
わたしがお持ち帰りしたのはこちら。

ハッとした表情に釘付け!
作家さんにお話を聞くと、副業としてスタートし1年足らずであちこち回っているとのこと。行動力、見習わなければ〜。
次回は5月18日(土)、文京区の『根津神社 道草てづくり市』に出店されるそうです。
サンドイッチ舎
Instagram:@rainsandwich/
裸足でスパイス
『手作り工房ラベンダー』の加藤さんに紹介していただいたのが、『裸足でスパイス』店主の井上由香さん。
三鷹の『M-マルシェ』、吉祥寺『ハモニカ横丁朝市』など多数のイベントに出店し、手作りのパンフレットともにスパイスを実演販売しています。

坊主頭と太陽のような笑顔が印象的な由香さん
スパイスの販売、ワークショップの定期開催、インドへの修行など(!)とてもアクティブな方です。

ブースにはたくさんのスパイスが並びます

イラスト入りの手作り冊子
わたしは由香さんおすすめのスパイス「豆豉(とうち)」と「花椒(四川山椒)」をゲットしました。
豆豉を味見させてもらいましたがスパイスなのに甘い!炒めても、煮ても、和えても使えるそうです。お手製レシピをつけてくれるので、スパイス初心者でも安心できます。

この形状の豆豉は市販のタイプと味が違うそう
『裸足でスパイス』と同じブースに出店されていたのがジャトゥラノン純子と野原ナナさん。

ジャトゥラノン純子さん。チェンマイから参戦!
純子さんは『工房 凛』というオリジナルのシルバーアクセサリー、衣類を中心としたお店を出店されていました。
9/11の同時多発テロまでニューヨークでキャリアウーマンとして働かれていた純子さん。テロをきっかけに自分のやりたいことを見つめ直し現在に至るそうです。
お隣に出店されていたのが野原ナナさん。パラグアイに長年滞在し、海外出産も経験されたという経歴の持ち主です。埼玉にある畑を耕して無添加、無農薬のお茶・オイル・調味料を作っておられます。

すべて手作りの健康茶。たくさんの種類があります

無添加無農薬の健康茶。煮出して飲みます

無添加のオイルも充実
とてもパワフルな3人で、お互いの店番までこなすほどチームワーク抜群でした!
ars et natura
ご夫婦でにこやかに接客されていたのが一央里(いおり)さん。すべて布から作って製品化しているのだとか。

独特な雰囲気感のあるアーティスト、一央里さん

小物はすべて布から手作り。手間をかけています。
もともと絵描きとして活動されていた一央里(いおり)さんは、個展を何度も開催されるほどの実力派。オリジナルテキスタイルをはじめ、グッズデザインなどマルチに活躍されています。
fuwari
美しいお花に魅せられて、女性を中心にたくさんのお客さんが立ち止まっていたfuwari。
ハーバリウムはインテリアにも、ギフトにもぴったりですよね。
作家さんは、もともと花屋さんに勤めていたそうで、いつしか花のとりこになったのだとか。自宅で作品作りにはげみながら、イベントに出店されているそうです。

人気のハーバリウムを中心に、美しいフラワーアイテムが並びます

母の日向けのギフトアイテムも

最新作のクリスタルアートリウム。さわると弾力があります
fuwari
インスタ:@fuwari_fufu
深大寺でたっぷり癒された1日
いつも自宅でパソコンに向かう仕事をしているせいか、きれいな空気に浄化され頭も心もスッキリ。
いろんな女性作家さんにお話が聞けたのも、いい経験になりました。
深大寺のこと、手作り市のこと、紹介しきれていないところがまだたくさんありますので、天気が良い日にぜひ足を運んでみてください。
アクセスしやすいので、我が家の定番のおでかけスポットになりそうです。次は有名な深大寺のおそばも食べなければ。
最後までお読みいただきありがとうございました!